エンヤ~
会津磐梯山は~
宝の山よ~
行ってまいりました。
日本百名山の会津磐梯山。
2017.10.13です。
天気は曇り。
自宅の大阪から出発して、その日に登れてしまう気軽さがいいですね。
早朝の伊丹空港発→福島空港着の便に乗って、9時半にはもうレンタカーを借りてました。
今回は八方台登山口ルートです。山と高原地図のコースタイムでは登山口から山頂まで2時間ほど。
コースタイムが短いので、早朝大阪出発でもなんとか下山が可能です。
福島空港からレンタカーでまずは本日宿泊予定のお宿「ホテリ・アアルト」まで1時間半。
ホテリ・アアルトに事前に連絡を入れて、チェックイン前の時間ですがレンタカーを停めさせてもらうことにしました。
下調べによると、紅葉シーズンで登山口駐車場は満車になる可能性が高いとのこと。
ということで、登山口まではタクシーが確実。
自宅大阪から磐梯山八方台登山口へのアクセスはざっとこんな感じです。
福島空港へ到着
福島空港ロビー。
手荷物はザック一つだけなので機内持ち込み。
空港自体も広さはないのですぐに到着口まで出てこれました。
到着口を出てすぐ左手にタイムズカーレンタルのカウンターがあります。
結構でかめのウルトラマン。円谷プロですな。
見えてまいりました。ああ、会津磐梯山。壮大。
レンタカーを走らせて1時間半ほどで本日の宿泊先ホテリアアルト駐車場へ到着。
雲行きが怪しい。
フロントの方に一声かけて車を停めさせて頂きました。登山の準備をしたりトイレにいったりしているうちに予約をしていたタクシーが到着。
登山口への道もすでにいい感じで色づいています。
これは期待できますね。タクシーの運転手さんにも色々と地元の話を伺いました。
紅葉シーズンの八方台登山口駐車場
今回は天気も曇りでしたのでそこまででも無かったですが、それでもほぼ満車。
レンタカーで来ていたらもしかしたら駐車できていなかったかも。
タクシーの運転手さん曰く、天気の良い日の混み具合はこんなんじゃきかないとのこと。
この通りほぼ満車。
我々の後ろから来た車は警備員さんに駐車場入場を拒否されてました。
やっぱりお金かかってもレンタカーで来るのが吉ですね。
特に遠方は土地勘もないですしね。
ここで登山届を出します。
登山届を書いているの図。
登山開始
八方台登山口の入り口。磐梯朝日国立公園。
いい感じの登山道入り口ですね~。この緩やかな登りと紅葉の並木道。いい色だ。
すでにここで標高1194mです。
10月中旬でもこのくらいにはなりますよね。
磐梯火山の成り立ちなど。
この1ヶ月ほど前に放送されていた「ブラタモリ」で勉強済み。
水蒸気爆発とか何か怖いですよね。この噴火で美しい湖沼群が誕生したのだとか。
現代を生きている我々にとってみれば、この美しい湖達を見れるのは嬉しいことだけど、噴火で多くの方が命を落とされたようですし、複雑な気持ちになりますね。
磐梯山憲章。気が引き締まりますね。
のんびり、テクテクと。
ん~、いい感じで色づいている^^
天気はイマイチですが、何のことはない。
紅葉を見られるだけでも十分幸せ。
火山性ガスにご注意。登山口から20分ほど歩くと、中ノ湯跡が近づいてきました。
下を見ると温泉が湧き出ている。硫黄の匂いも鼻につきます。
触れてみたところ、温度は高くない。てか、普通に冷たい。
中ノ湯跡全体の図。
何とも不思議な風景。撤去費用が嵩むから放置しているのかな。
中ノ湯のあばら家。何十年も前に廃業したのだとか。
まあこれはこれで名物のようになっているみたいだし、たしかに趣はありました。
傾いてますやん。いろいろとツッコミどころ満載の中ノ湯跡。
ここまでで1.2キロほど。
山頂付近の弘法清水の山小屋までは1.6キロ。
この時点で12:04分。順調です。
お山の基本は朝早い時間から上って早い時間に下りてくるのが基本ですからね。
今回は大阪からなので仕方ありませんでしたが、もし登山開始がお昼すぎるようなら、止めてました。
無理は禁物ですものね。
中ノ湯跡辺りからぽつりぽつりと小雨が降ってきました。
レインウェアとザックカバーを装着。
途中、雲が切れて見通しの良いポイントもところどころありました。
磐梯山の頂上が遠くに見えてきました。
雲がありますね~やはり。
休憩ポイント。
真っ赤に焼けてキレイ。
磐梯山から眺める桧原湖。天気はよくありませんが、運良く眺望はそこそこで、雨も止んでくれました。
更に歩を進めます。
磐梯山頂上が近づいてきました。
山頂手前の山腹で、ルートが2つに別れます。
多少遠回りになりますが、我々はもちろんお花畑ルートを。
ガスってきました。
ナナカマド?
名前がわからない可憐なお花越しの磐梯山。
天狗岩。
峻険。
ほんまに天狗出てきそうやん。
ガスにまかれる天狗岩。岩のてっぺんに天狗がおってもおかしあらしまへんがな。
むむ
むむむむ
まさか!!!!
いたっ!本物っ!!
鼻デカッ
・・・。
さて、ここをまっすぐ進むと弘法清水小屋です。
人が多い。
登山道を歩いてる分には人少ないなーと感じていたのですが、やはり紅葉シーズン。天気が悪くても皆さん上がってきてますね。
結構な時間ここでのんびりされていたのでしょうね。
有料ですがトイレも借りれますし、小屋も思っていたより充実していました。
何より小屋の傍らでお利口にしていたワン子が。愛くるしい!
かわいすぎ。けど、紐細くない???
ですが、わたくし、小さな頃から大きな犬だけは怖くてスキンシップできず。。。
遠巻きに眺めるのみ。。。
んー、、それにしてもカワイイ。
地図一面のテーブル。
まあまあ体も冷えていたのでなめこ汁を注文。
飲み物、食べ物、充実しております。
きましたなめこ汁。
パンを一切れ入れてくれるのが嬉しいですね。炭水化物。
注文したので、中で持ち込みのお弁当があるなら食べていいよと行ってくれたのでお言葉に甘えて頂きました。
今思えば弘法清水小屋に売ってた手ぬぐいがイケてたので買っておけばよかったと後悔。
ここでお昼ごはんを食べて、いざ山頂へ向かいます。
コースタイムでは25分ですが、結構な登りなはず。
山頂を下から眺める感じですからね。
弘法清水小屋の隣にある岡部小屋。
鐘もありました。山頂付近に鐘がある山は多いですが、どういう意味があるのだろうか。山岳信仰、仏教の関係なのかな。ググってみたけど分かりませんでした。
山頂に到着。三角点。ガレに埋もれていました。
磐梯山の山頂から眺める桧原湖。天気は曇りだったが、山頂までくると雲が眼下に見渡せる。
山はこういうことがあるからやめられない。山頂まで上がってきたことに対するご褒美がたくさん。
もし晴れていれば磐梯山山頂の眺望は360度大パノラマビューらしいですが、これもまた乙です。
山頂にある岡部小屋はなれ。
いい景色ですよねー。感動。
ここからは淡々と下山。天気も悪くなってきて、雨は降らずとも眺望はほぼなし。
八方台登山口コースのコースタイム・GPSマップ・標高図
今回のコースタイムは4時間。コースタイム通りですね。
のんびり紅葉を楽しみながら、山小屋でもゆっくりしてのこの時間なら十分ですね^^
山頂付近で円を描いているのが、途中分岐があったお花畑と弘法清水へのそれぞれのルートです。
標高図。
往路も2時間というゆったりのんびりコース。
紅葉シーズンの磐梯山は最高ですね。晴れていればまた違う景色を見せてくれたのでしょうが、曇りの磐梯山でも十分に満足できました。