大阪早朝マイカー出発で燕岳登山!日本一の山小屋「燕山荘」へ宿泊

大阪早朝出発で行って参りました。北アルプスの燕岳(つばくろだけ)登山&燕山荘(えんざんそう)宿泊。
燕岳の標高は2,763m。
今回は中房(なかぶさ)温泉登山口からスタートで登山口の標高は1,462mですので、標高差1,301mを一気に登ります。
山と高原地図のコースタイムだと、燕岳山頂までで約4時間。
燕山荘は言わずと知れた山小屋で、個室を取るのは至難の技。
泊まって良かった山小屋全国1位(2016年度)。
泊まってみたい山小屋全国1位のダブル受賞(2016年度)。
さすがっす。
我々は5月にはオンライン予約をしており、めだたく個室をゲット^^
9/8金曜日の早朝4:30頃に大阪の自宅を出発。
穂高駅から中房登山口まではタクシーで
燕岳の登山口である中房温泉には登山者用の駐車場もありますが、数に限りがあり、また、人気の山とあってまず停められません。
自治体ホームページや近隣のバス・タクシー会社のホームページにもその旨の記載。大阪発となれば到着時刻が遅くなりますし、尚更です。
週末などは前日夜でなければ停められないとのこと。車中泊はキツイですよね。僕はまだ未経験です。
我々は穂高駅駐車場まで自家用車で、そこから中房温泉登山口まではタクシーを利用しました。
事前にこちらのタクシー会社で予約。
登山口までバスも出ていますが、今回は3名での行動でしたので、割り勘だとバス代とそんなに変わりません。ということでタクシー。
10時頃、穂高駅駐車場に到着。
車を停めて山へ入る準備をしていると、ちょうどいいタイミングでお迎えにきてくれました。

今回利用させて頂いた南安タクシーさんは登山客への対応も慣れていて安心して利用できました。
運転手さんも気さくで会話も上手。北アルプストピックなど話題も豊富。運転手さんがまたいい声の持ち主で落語家みたい。小咄聞いてるような感覚に陥り、途中は心地よい眠りに入れそうでした。笑
穂高駅から中房温泉登山口までは約40分。
登山口までの道はかなり狭いので、マイカーで行くのは大変だろうな。バスだと対向車と譲り合ったりしていると、余計に時間がかかってしまいそう。
やはり、移動手段はタクシーが吉かなと思いましたね^^
当日の天気は晴れ。登山指数も良好。
ただ、穂高駅から北アルプスを眺めるとかなりの曇天。完全に山頂付近は雲に覆われていました。
とはいえ、天気自体はいい感じ。

中房登山口
中房温泉登山口に到着!

蛾が止まっている。


中房温泉登山相談所で登山届を提出。

出発!
アルプスは4年ぶり!テンション上がりまくり!
まあこのテンションはスタートと同時に始まる急登で、即落ちましたが・・・・。
山荘泊の装備は40リッターのザックで臨みましたが、やっぱり重いですね。
普段はトレラン仕様(格好だけ)なので、身軽なのです。
取り付きから1時間くらいは想像以上にキツかった。

かわいい。これは何の像なのかな。
第一ベンチ

30分ほどで第一ベンチに到着。

第一ベンチから更に20分ほど進むとゴンドラが現れる。
これに乗って登山客が食すであろう晩ごはんやビールが運ばれているのであろうか。乗りたい・・・・。
第ニベンチ

そうこうしているとあっという間に第二ベンチに到着。
ここまで約1時間。のんびりペースです。というより、ゆっくりしか登れない。笑
修行が足りませんね・・・。
ガスがはれません。
山頂のお天気が気になるところ。
妻はこの時点でかなり辛そう。。ゆっくりゆっくり、登らないとですね。無理は禁物。
ここから更に20分ほどで第三ベンチ。
ほど良い感覚で休憩する場所(ベンチ)を設営してくれているので、非常に有り難いです。まあでも登山はベンチや地べたにどかっと座ることはせず、立って休憩が基本ですけどね^^昼食摂るときは別ですが。
補給食や水を摂取。集中して歩いていると水分を取るのが面倒になってくるのですが、ダメですね。しっかり水分は摂らないと。
湿度が高くて、曇っていると水分の必要性を感じないので、余計に飲みたくなくなるのですが。
それでも相当量の発汗はしているので、こまめに水分を取りつつ、先に進みます。


富士見ベンチか?とトラップに掛けられたベンチ。
なぜか一人用。
富士見ベンチ
富士見ベンチに到着。
展望が開けている日は富士山が姿を現すらしいです。

が、この日は全くダメでした。笑
しかしながら、少し青空も見えてきます!
更に歩を進めると・・・・。
青空が見えてきました!
テンション上がる!やっぱり山はこうじゃないとね!

合戦小屋まであと10分!スイカが待っている!
妻も少し元気が戻ってきた模様。

あと5分。
看板もなんだかオシャレさんですね。スイカマークがかわいいやん。スカイマークじゃないよ。
早く休憩したいー。。
合戦小屋

合戦小屋に到着!
時期的にスイカはどうかなと少し心配していましたが、ありました^^

小屋の中は20~30席ほどあったような。

合戦小屋のゴンドラ。雲はまだ厚めですね。

んーいいですね。夏!
JA松本ハイランドというところから仕入れておられる模様。笑
高級スイカみたいですよ。タクシーの運転手さんが言ってました。

スイカ一切れ800円。一見高く感じますが、一切れがまあまあ大きいのと、味は文句なしっす。
山小屋で食べるとまた一段と美味しく感じますね^^
甘いですし、比べられても困ると思いますが、そこらへんのスーパーに売ってるものとは全く違う。


塩分&糖分補給で元気いっぱい。
ここで穂高駅周辺のセブンイレブンで調達していたお弁当も食べて充電完了。


坂上田村麻呂が鬼と合戦した地だから合戦小屋か。
やるな征夷大将軍。桓武天皇の時代の話ですか~歴史を感じますね。
今、自分たちが見ているこの山の風景、この坂上田村麻呂も同じように見ていたのかなーと思うとロマンを感じますね。
呑気に平日に休みを取って、こんな素敵な山を歩けていることに感謝。

出発です。
ここからが、北アルプス三大急登と言われている急登です。
荷物も少しは軽くなったので余裕だろう。

たしかに急登ではありますが、中房登山口スタートから第三ベンチまでの方がよっぽどキツかったです。
ご飯も食べてるし、体も温まっているから、楽に感じるのかもしれませんね。景色も開けてきますし。

登山者カウンターもありました。
さすがは日本一の山荘。登山者の数もはかっているのでしょうか。オーナーが設置しているのか、自治体が設置しているのか、分かりません。勉強不足。遭難防止にも役立てているのかな?

中房登山口から4.2キロの地点まできました。
天気もよくなってきた!

「雷鳥は山を綺麗にと鳴いている」
絶対にゴミは出してはなりません。
燕山荘が見えてきた

ガスがはれて燕山荘がくっきりと^^
あと少し。

燕岳も見えています。
この辺り一帯はお花畑。



燕山荘の真下まできました。
もう一息。展望も期待できます。早く行きたい。
到着!
見て下さい。この景色!最高!

燕岳くっきり。山頂までの尾根道も山頂までハッキリと見えています。

燕山荘。

すでにテントもたくさん。
この時点で15:20くらいなので、4時間と少しで登ってきた計算になるのかな。合戦小屋で30分は休憩したので実質3時間半くらいの行動だったと思います。
燕山荘にチェックイン
燕山荘にチェックインして、荷物を置いてから山頂に向かいます。

チェックインを済ませてさっそく山頂へGO。

チェックイン時に頂いたノベルティ。
山男

他の方のblogでよく見かけた「山男」もいました。

いいお天気。

荷物もなくなって快適。最高ですね。ホント最高。最高という言葉しか出てこない。笑
イルカ岩

イルカくんも発見!

コマクサ。可憐ですね。いじらしい。それでいてたくましい。写真はピントがボケていますね。笑

ブロッケン現象も確認!生まれて初めてのブロッケン!
ブロッケン現象(ブロッケンげんしょう、英: Brocken spectre)とは、太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。
引用元: ウィキペディア
虹のような光がこのように円になるのは不思議ですよね~。
科学などなかった時代の人は、山でこれを見て、お釈迦様や菩薩様が下りてこられたと思ったのかもしれないなー。
しかし、この最高のお天気に加えてブロッケン現象まで視認できて、大満足。あとは雷鳥だけ。果たして出会えるのか?
後ろを振り返るとこの景色!やばい!

息を呑むとはこのことを言うんだな。
続々と登山者がこちらに向かってきています。
燕岳山頂

燕岳山頂に到着です。
記念撮影をしてきた北燕岳山頂に向かいます。

北燕岳山頂に到着。
こちらからの展望も最高。
真ん中に見えているのが燕岳です。
その奥に燕山荘という位置関係ですが、ここからは見えません。
空気が美味しい。普段大阪の排ガスまみれの空気をすっていますかね。数分佇んできっちりデトックス。

燕山荘へ戻ります。
メガネ岩

メガネ岩。
奥に燕山荘が写ってます。個人的にお気に入りの一枚。
近くまで戻ってくるとヘリコプターの轟音が。
物資を運んでいるのでしょう。何往復もしていました。

コマクソリベンジ!

今回は上手く撮れた。。。はず。笑
夕食まで時間があるので夕日を眺めながらビール。

メガはさすがに酔っ払いそうなので大にしておきました。
先輩はメガ。さすがです。

この大きさ伝わるでしょうか。笑
雲海を眺めながらの一杯はこの世のものとは思えぬ幸福感。ここは極楽か?
夕日で焼けてきました。


槍ヶ岳も焼けてます。
槍ヶ岳もいつか必ず、行きたい。
燕岳も赤く焼けていきます。

燕山荘の夕食
日も落ちてきたので夕食です。ご飯の時間も3回くらいに分かれており、我々は18:30から。
ご飯の順番はチェックインの順番で決まるみたいです。

ハンバーグの中にチーズが入ってました。うますぎ。

筑前煮も。
ご飯とお味噌汁はおかわり自由。
山荘で食べるご飯ってなんでこんなに美味しいんだろう。
空腹は最大のご馳走というけど、それだけでもないし。やっぱり美味しい空気と非現実空間だからですかね~。自分でここまで登ってきたという達成感も相まって美味しく感じるのかな。
夕食後は喫茶室で飲み会。
ワインで至福のひととき。
ほろ酔い気分で夜空を見に。この日は月が出ていて空も明るかったです。その分星があまり見えなかったのですが、燕山荘から見る月もまた神秘的でした。


月明かりに照らさせる槍ヶ岳と星空達。
デジカメいいのほしいな~。笑
外は風も冷たくかなりの寒さです。
お部屋に戻って就寝。
これは日の出も綺麗な朝日が期待できますね。
翌朝。

自然と涙が出てきそうになる。どこからか、誰に対してとかそんなのじゃなく、感謝の気持ちが溢れてくる。
俗世の自分はちっぽけなやなー。

手を合わせたくなりますね。
このブログを描きながら手を合わせたくなっちゃいました。笑

朝日に照らされる燕山荘。
どこまでも優しく、温かい光。ウルッときてまいますやん。



槍ヶ岳。昨晩の月がまだ残っていました。
十分に朝日を堪能。
燕山荘の朝食
朝食は朝6時。ちょうどいい時間帯ですね。起床して朝日を拝んでからの朝食。

ぺろり。
朝食後は山荘内を見学して、下山。
ちなみに我々が泊まっていた個室はこんな感じです。

「つがざくら」というお部屋でした。




売店回り。
グッズもたくさんです。




燕山荘の寝具は寝袋式がほとんどとのこと。我々は温かい敷布団と掛け布団&毛布で寝れたので幸せでしたね♪
館内はもちろんすべて禁煙。たばこを吸われる方は外に出て吸ってらっしゃいました。当然ですが。
後ろ髪をガンガン引かれつつ、下山です。チェックアウトは鍵を渡すだけで簡単作業。部屋付とかそんなの山荘だしありませんからね。笑
下山は土曜日ということもあって大渋滞です。歩いては止まり、歩いては止まりの繰り返しです。
シングルトレイルが大半を占めていますので仕方ありません。
急いでもいいことないですし怪我をしてもさせてもいけませんので、ゆっくり行かないとですね。
無事下山。
中房温泉へ
下山後は中房温泉でゆっくり。
我々は一番風呂っぽかったです。

江戸時代からある歴史ある温泉。
泉質はばっちり。疲れた体も癒やされます。2日ぶりのお風呂ですしね。
湯上り後のリンゴ玉。

これ、オススメです。笑
疲れた体に染み渡ります。お風呂上がりに最高。
温泉に入る前に南安タクシーさんに配車をお願いしていたので、ちょうど良い頃合いにまた登山口まで迎えにきてもらいました。
偶然にも行きと同じタクシーの運転手さん。運転手さんの眠気を誘う小咄を聞きつつ穂高駅まで。
前日(登山当日)は駐車場もがら空きでしたが、この日既に駐車場は満車でした。土曜日の11時半頃ですからさすがにそうなりますよね。
この時間になると駐車場に停めることすら難しくなると思いますので、マイカーで穂高駅駐車場を利用される方は早めに到着しておかれると良いかと思います。
今回のGPSマップです。

スタートが中房温泉登山口でゴールが燕山荘になっています。
■の少し上側が燕岳と北燕岳になります。
合戦小屋での昼食休憩、燕山荘へのチェックイン時間も含めて、トータル5時間52分。
この間、燕岳山頂と北燕岳山頂にも登っています。


燕岳登山コースは小学生や小学生以下の子も歩いているくらいでしたが、それなりに厳しかったです。
山荘泊だと荷物も多くなりますからね。まだまだ修行が足りないなと痛感。翌日は普通に筋肉痛になってしまいましたし・・・・。
大阪に戻って六甲に入るときも、それなりの重量を積んで練習しないといけないなと思いました。
燕山荘は日本一人気があるだけあって、サービス良し、料理良し。売店、喫茶も良し。三重丸です(*^^*)
リピートしたいですね。天気も良く、夕日も朝日も綺麗に見れて、あとは雷鳥だけ見れたら最高だったなーって、贅沢すぎますかね^^;
次は槍ヶ岳にいきたい。足腰鍛えよう。



