福祉(介護)タクシーの許可取得と法令試験について

法令試験とは

福祉(介護)タクシーの許可を取得するには、国土交通省が実施している「法令試験」に合格しなければなりません。

※関東運輸局管轄は法令試験は免除されています。

近畿運輸局では、過去一年分の「過去問」が公開されています。

過去問の知識は合格には欠かせないものとなりますので、ぜひとも参考にしてください。

一般乗用旅客自動車運送事業(個人タクシーを除く)の法令試験について:近畿運輸局

試験会場に持ち込める資料

なお、試験当日に試験会場に持ち込めるものは、

    • 自動車六法
    • 運行管理者基礎講習用テキスト 旅客編
    • 旅客自動車運送事業等通達集

※全て冊子のもののみ。印刷した紙媒体のものは不可。

とされています。

出題法令は次の通りとされています。

試験の出題範囲

  1. 道路運送法
  2. 道路運送法施行令
  3. 道路運送法施行規則
  4. 旅客自動車運送事業運輸規則
  5. 旅客自動車運送事業等報告規則
  6. 自動車事故報告規則
  7. その他一般旅客自動車運送事業の遂行に必要な法令等

試験形式・問題数・合格点など

試験形式は○☓式です。問題数は30問で24問以上の正解で合格です(8割以上が合格ライン)。試験時間は40分。

難易度の高い試験というわけではありませんが、試験対策まったく無しでは合格は非常に厳しいです。

人命を預かるタクシー業の許可を取得しようとしているのですから、当然といえば当然ですね。

最低限、上記のうち、道路運送法、道路運送法施行令、道路運送法施行規則、旅客自動車運送事業運輸規則には目を通しておく必要があります。

凝った問題は無く、条文レベルで解ける問題です。

まとめ

法令集やテキストの持ち込みが可能な試験となっています。これは非常に大きなアドバンテージです。

関連条文によく目を通し、過去一年分の過去問を何度か解いておくことで、十分に合格ラインに達することができる試験と言えるでしょう。

介護タクシー許可の法令試験とは?

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行政書士津田拓也プロフィール

行政書士法人MOYORIC(モヨリック)では、介護タクシーの開業をお考えの方に向けて、介護タクシーの許可申請や法人設立、経営革新等認定支援機関による融資サポートを行っております。

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